外壁塗装をする際にどんな塗料でも塗れば良いというものではありません、当然シンナー系塗料は、一部を除き使うと臭いがきつく使えません、ただしプラスチック部分や金属部には性質上使う場合があります。
さて以前のブログで一般的なボードを使った外壁やモルタルの外壁では塗装をした方が良いことはお話しましたが実際に塗装するとなるとどんな塗料が適切なのか分らない方も多いと思います。
もっとも一般的な塗料で言えばアクリルシリコン系の塗料でしょう需要も価格も平均的なものですただし、ひとえにアクリルシリコンと言っても性能的に違うものもあります、ラジカル制御の付いたものなどは単価も少し上がりますが性能も上がります、ラジカル制御とは日射による劣化を遅くするものと認識していただけたらと思います。
ほかに、アクリル塗装、ウレタン塗装、フッ素塗装、無機塗装、光触媒塗装、などがあります、私もすべてを知っているわけではないのでこのほかにもあるかもしれません、またこれは塗料の種類で工法によっては違う仕上がりになる事があります。
アクリル塗装、耐候年数2~3年シリコン系塗料にもつなぎとして使われていますが単体では耐候年数が低くあまり使われません。
ウレタン塗装。耐候年数5~6年ひとむかしまえまでは使われてますたが今では雨樋や金属部で使用されている塗料です。
アクリルシリコン塗装、耐候年数8~10年、良く使われている塗料で信頼性も価格も信頼性の高い塗料です、ラジカル制御機能を付けると2年ぐらい耐候年数が上がります。
フッ素系塗装、耐候年数13~15年上位モデルだと思いますが塗料が硬く地震などでヘアクラックなどが塗ってから7ねんぐらいで出来ていたと言うものをみたことがあります。
無機塗装。耐候年数15年、私の中ではもっとも良い上位モデルでセラミックや原石など劣化しづらい性質のものを配合した塗料です、ただつなぎとしてアクリルなどをしようしている為、やはり劣化はします。
光触媒塗装、実は良く分かりません、使った事がありません、ただカビ苔が施工して3年ではえていると言うお宅を数件確認しています、また2回目塗装するときには他の塗装でしづらいので、よく考える必要があるとおもいます。
大体の塗料のことは書いたつもりですが工法によっては多彩色の仕上げなど違った仕上げになることもあります。また立地によっては耐候年数は多少変わります。
価格については、施工店によってかわりますしやり方によっては仕上がりも変わりますが。上記のとおりどんな塗料を塗っても耐候年数はあります。またその耐候年数も20年を超えるものはありません、また価格も壁面だけで(普通のお宅の2倍以上の壁面を除く)200万円を超える事はありません、相場で言えば壁面だけでアクリルシリコン使用一般的な住宅では100万工事と言われています、勿論施工内容や保障によっては変わってきます。
塗装を考える際には相談下さい、その際失敗されない為の知識を教えます、勿論弊社の見積も見て頂き検討して頂けたらとおもいます。