前々回の塗料に続き今回は下地について書きたいと思います、下地にはプライマーとかシーラーなどありますが、建材や使う塗料によって代わってきます、建材がボードとモルタルでは違ってきますし、屋根材でも変わってきます、塗料によっても代わることがありますので、塗料のメーカーに聞いておく必要があります、下地の塗料は建材との接着を目的とした塗料と考えていいです。塗布した後は触るとべたべたしています、この下地の入れ方が悪いとせっかく良い塗料を上塗りしても、剥離したりひび割れしたりする原因になります、また下地を塗る前に外壁の汚れを取り除くことも重要になります、一般的には高圧洗浄機を使った洗浄をしますがブロアーを使って清掃する方法もあります、高圧洗浄機による清掃の方がきれいに清掃できますが、水を使う為痛みのひどいボードには使わないほうが良いと思いますし、乾くまで次の作業は出来ません、ただ目的はきれいに汚れを落とすことなので洗浄機のほうが良いと思います。
前々回に雑草対策で紹介しましたコンクリートを張る方法ですが、下地を作りそこにモルタルまたは骨材(砕石)を混ぜたコンクリートを作り厚さ5cmぐらいで張りますこの時下地は平坦に均す事が大事で均しがでこぼこだとコンクリートが割れやすくなりますmモルタルよりも骨材を混ぜた方がコンクリート強度は上がります、配合はモルタルだとセメント1に対して砂3ぐらい、コンクリートだとセメント1に対して砂2砕石2ぐらいでいいと思います、コテなどで仕上がり面を均す、ホウキなどで仕上がり面に滑り止めの為の溝を少し薄めにつける方法やカナゴテなどで仕上げる方法もあります。
また他にもコンクリートで出来たプレートで敷き詰める方法や張コンクリートの上に自然石を張る方法、玉石などをコンクリートに混ぜて仕上げで洗い出す方法などもあります、一般の方でも少しの面積なら出来ると思いますので、業者に頼むまでもないぐらいの広さならば試してみて下さい。
外壁塗装をする際にどんな塗料でも塗れば良いというものではありません、当然シンナー系塗料は、一部を除き使うと臭いがきつく使えません、ただしプラスチック部分や金属部には性質上使う場合があります。
さて以前のブログで一般的なボードを使った外壁やモルタルの外壁では塗装をした方が良いことはお話しましたが実際に塗装するとなるとどんな塗料が適切なのか分らない方も多いと思います。
もっとも一般的な塗料で言えばアクリルシリコン系の塗料でしょう需要も価格も平均的なものですただし、ひとえにアクリルシリコンと言っても性能的に違うものもあります、ラジカル制御の付いたものなどは単価も少し上がりますが性能も上がります、ラジカル制御とは日射による劣化を遅くするものと認識していただけたらと思います。
ほかに、アクリル塗装、ウレタン塗装、フッ素塗装、無機塗装、光触媒塗装、などがあります、私もすべてを知っているわけではないのでこのほかにもあるかもしれません、またこれは塗料の種類で工法によっては違う仕上がりになる事があります。
アクリル塗装、耐候年数2~3年シリコン系塗料にもつなぎとして使われていますが単体では耐候年数が低くあまり使われません。
ウレタン塗装。耐候年数5~6年ひとむかしまえまでは使われてますたが今では雨樋や金属部で使用されている塗料です。
アクリルシリコン塗装、耐候年数8~10年、良く使われている塗料で信頼性も価格も信頼性の高い塗料です、ラジカル制御機能を付けると2年ぐらい耐候年数が上がります。
フッ素系塗装、耐候年数13~15年上位モデルだと思いますが塗料が硬く地震などでヘアクラックなどが塗ってから7ねんぐらいで出来ていたと言うものをみたことがあります。
無機塗装。耐候年数15年、私の中ではもっとも良い上位モデルでセラミックや原石など劣化しづらい性質のものを配合した塗料です、ただつなぎとしてアクリルなどをしようしている為、やはり劣化はします。
光触媒塗装、実は良く分かりません、使った事がありません、ただカビ苔が施工して3年ではえていると言うお宅を数件確認しています、また2回目塗装するときには他の塗装でしづらいので、よく考える必要があるとおもいます。
大体の塗料のことは書いたつもりですが工法によっては多彩色の仕上げなど違った仕上げになることもあります。また立地によっては耐候年数は多少変わります。
価格については、施工店によってかわりますしやり方によっては仕上がりも変わりますが。上記のとおりどんな塗料を塗っても耐候年数はあります。またその耐候年数も20年を超えるものはありません、また価格も壁面だけで(普通のお宅の2倍以上の壁面を除く)200万円を超える事はありません、相場で言えば壁面だけでアクリルシリコン使用一般的な住宅では100万工事と言われています、勿論施工内容や保障によっては変わってきます。
塗装を考える際には相談下さい、その際失敗されない為の知識を教えます、勿論弊社の見積も見て頂き検討して頂けたらとおもいます。
さて前のブログで書きました通りの経緯で土木や塗装の仕事をしてきましたが、会社を設立するに至った理由は他にあります、それは塗装工事に掛る費用が高いことがあります,
普通塗装工事に掛る費用は百万円くらいだと10年ほど前から言われています、現在ではそれよりも掛りますが、塗装の種類や家の大きさにより大きく異なります、私が営業時に聞いた話しでは60万円ほどで工事が出来たと言っていた方のお宅では5年もしないうちにチョウキング現象が見られたりしているお宅がありました、グレードが低くさらに下地の入れ方が悪く、塗料自体も希釈しすぎている事が原因だと思われます、なのでそんな工事で失敗されたくないと思いました、また普通の大きさで塗装工事された別のお宅では、塗装工事に230万円ほど費用がかかっつたと聞いた事があります、確かに材料である塗料や仕上げは良いと思われましたが、そこの方がこの塗料は30年持つからもう塗装しなくても良いと言われていました、実際に30年も持つ塗料はなく、メーカーが言うィ番いい塗料デ約15年の耐候年数しかありません、さらにその塗料を使っても200万円以上になることはありません、または外構工事にしても同様にして失敗された方の話を聞いているうちにそんなに失敗されている方がいるなら説明をして失敗されない工事を提案しようと思い会社を建てる事になりました、また幸い塗装工事を行う上で重要な職人の友人も出来て腕がよく丁寧な仕事が出来ることからタッグを組んで仕事が出来る環境があるのではじめました。
つまり、たくさんの業者がありよい業者も当然多いですが、悪い業者もあるので失敗しない為に何かお役にたてたらいいなということで会社を設立しました。
昨日はブロックについて書きましたが、その流れで本日は外構工事であるフェンスについて書きたいと思います。
フェンスにもいろいろなタイプがあります、メッシュタイプや目隠フェンス、傾斜地用フェンスなど用途や形状に合わせたフェンスを立てる事ができます、ただブロックにもいろいろありますのでブロックの大きさや経過している時間からフェンスをブロックの上に建てられない場合もあります、その場合地面に基礎コンクリートを打ち柱を固定する必要があります。
またブロックに柱を立てる事が可能でも既設のブロックに建てる場合は、ブロック自体に柱用の穴を開ける必要があります、これをコア抜きと言いますが穴のサイズは柱のサイズによって異なります、なので費用も変わってきます、ネットでもフェンスは販売されていますが上記のとおり柱の固定が大事なので専門の業者に頼むことをお勧めします。
本日は土木工事の中でもブロック積について書こうと思います。
一口にブロック積と言ってもいろいろあります。皆さんが暮らされている住宅で隣地との境界に地面から垂直に立てられているブロックがありますがこれは建築ブロックと言います、道路の横に傾斜している状態で四角いブロックを斜めにかみ合わせるように積まれているものをけんちブロックと言いますそのほか法面に使う巨石ブロックや護岸工に使う大型ブロックなど用途に合わせたブロックがあります。
さて、皆さんに一番身近なブロックと言えば建築ブロックだと思います、しかし需要も多い為このブロックもいろいろあります、厚さが100mm、120mm、150mmとありさらに120mmのブロックには、表面に模様や色の付いた化粧ブロックもあります、さらにそれらのブロックには普通ブロック、横筋用ブロック、コーナー用ブロックなどがあります、用途に合わせて使われます。
通常ブロックを積む際には根入れが必要で少なくとも1段分くらいは地中に建てますので見えるところは2段目になります、また2段以上になるよ横筋が必要になります、縦筋はブロック2石に対して1箇所必要で、私は通常、縦筋13mm、横筋10mmを使います、またブロックの上にフェンスを設置される場合も多いですが設置するフェンスもいろいろあるので、ブロック設置の際には十分検討して下さい、その他地域ごとの条例などもありますので、検討されるときに分らなければ連絡頂ければと思います。
台風が来ていますが私は外での仕事中心なので出来ません、昔から(土方殺すにゃ刃物は要らぬ雨の3日も降ればいい)ということばがあるくらいです、確かに工事には工期の期限もあることもありますので、そんな時もあります。
予断になりましたが本日は外壁の塗装時期について話したいと思います、一般的なサイディングボードのお宅やモルタル吹き付けのお宅など壁に使われている材質や性能によって異なりますが昔から(10年1塗り)と言う言葉があります、ただこれは一般的にと言う事で同じボードやコーキング材を使っていても沿岸部や風当たり、日射などの立地条件によって違ってきます、台風が通り過ぎた時など自宅の壁が湿った状態が続くようであれば塗装を考える時期だと思います。
さて、塗装の時期についてですがいくつか塗装時期のサインがあります
①壁に触ると塗料が指に付く これはチョウキング現象といい今まで雨を弾く役割をしていた塗料がチョークの粉のように分解されて雨水を弾けなくなったサインです、そもそもボードはセメントとパルプ(紙)の化合物やセメントと木片の化合物な事が多く表面の水が弾けなくなるとボード自体が水を吸い込むようになります、早めの塗装を考慮して下さい。
②ひび割れ ボードやモルタルの壁の場合、壁にひびや割れが見られる事がありますこの場合、そこから内部に雨水が入り込んで内部に影響しているので、これも対処すべきです。
③壁が曲がって見える これはボードの壁で見られる症状ですが①の症状が進行するとこうなります、塗装してもそりは直りませんが、一応塗装は少しのそりなら出来ます、曲がりすぎている場合はリフォーム工事になると思います。
④コーキングにひびがある コーキングは普通7~12年でひびが目に付くようになります、ボードの継ぎ目や窓、玄関周りにあります、髪の毛ほどのひびであればまだよいのですがそれ以上になるとボード自体に影響してきます、これも考慮して下さい。
代表的な症状は上記のとおりですが、上にも書きましたが材質や立地条件などあります、もしも上記のような症状が分らない場合は私が無料で診断してますので連絡して頂けたらと思います。